パンドミとはなんぞや
パンドミの生地で、ピザドッグ12こエッグマフィン8こ、、、
ん?パンドミってなに?
次の日の仕込みをしている最中にふと思いました。
働いているとパンを作ることが作業になってしまい、
なぜ?なに?を忘れてしまうことがあります。
でもこれではいかん!プロになれない。
小さなことでも調べよう。
というわけで、今日はパンドミです。
パン・ド・ミとは?
パン・ド・ミの ”ミ(mie)”は”中身” のことで、
「中身を食べるパン」という意味でこの名前がついています。
フランスのパンで、20世紀初頭にイギリスから製法が伝わったと言われています。
・・・形は食パン。
いつも食べている山形の食パンは
パンドミだったの・・・?
パンドミと食パンの違い
結論から言うと、日本におけるパンドミと食パンはだいたい同じもの。と考えてよさそうです。
食パンの定義が「パン生地を食パン型に入れて焼いたもの」
パン・ド・ミの説明文としては、
「mie(ミ)とは中身のことを指し、クラム(中身)の多いパンを言う。形状は山型、角型、ラウンド型など様々である」
となっています。
パンドミに明確な形は決まっていないんですね。
要はお店が、食パンをパンドミ表記すればそれはパンドミになる。
といった感じでしょうか。笑
実際、お店でもパンドミの商品説明は様々で、お味がリッチなものもあれば、リーンなものもあります。
味、食感で決まっているのではないので、お店で商品説明をみることが大切ですね。
ドンクさんのパン・ド・ミのお話
ドンクの店で「食パン」とは「パン・ド・ミ」の名前で売られているものをさす。
しっとりとしていて口どけのやわらかいのはもちろんだが、ほんのりとした甘みと香りがいいのも自慢の一つ。フランス製のオーブンのボンガードで焼いているため、火の通りが違うのだ。
一方、これとよく比較されるのが、「ハードトースト」だ。形だけ見たお客様からは「いったい、どう違うんですか?」と聞かれるが、こちらは一言で言えば「フランスパンのような食パン」だ。
つまり、「パン・ド・ミ」をはじめ一般に食パンには砂糖や油脂を入れるが、「ハード・トースト」は小麦粉とイースト、塩、水だけといった、フランスパンと同じ材料構成の 生地を、食パン型に入れて焼いたものなのだ。ただし、生地を食パンのようにぐっと立ち上がらせるために、小麦粉はフランスパンよりさらにグルテンの多い最強力粉に置き換えている。
ふむふむ。
ここでハードトーストとの違いもでてきました。勉強になります。
おわりに
いつもスルーしていたことを、
少し深堀りしてみました。
お店で、パンドミの生地で作ったバンズをもらったのですが、中身がやわらかくて少し甘めでとても美味しかった!
知識と実体験がつながるのは嬉しいです。
しかしパンドミの生地は、わたしのお店では食パンには使われていなくて、食パンはパネトーネなんですよね。
このパネトーネというのが、
また曖昧な知識。
勉強はつづく・・・